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2025年3月21日
アライグマは見た目はかわいらしいですが、狂暴な性格をしています。人に懐くことはなく、襲ってくることがあるので、もし家や庭に侵入された場合でも近づかないでおきましょう。本記事では、アライグマの性格や被害内容、対処法や駆除業者の選び方を解説しています。
目次
アライグマは灰色や茶褐色で、全体的にふっくらとしたかわいらしい見た目をしています。しっぽの黒い縞模様が特徴的で、動物園の人気者です。
しかし、見た目に反して気性は荒く攻撃的、狂暴な性格をしています。
爪や牙が鋭く、噛む力が強いので、噛まれると大ケガをしてしまいます。噛まれてしまうと、感染症のリスクもあるのも問題です。
なお、ジャンプ力があり、木登りも得意です。手先も器用なので、罠で捕獲するのも難しいといえます。
アライグマは、昭和にペットとして日本にやってきました。アニメの影響で人懐っこい印象がありましたが、基本的に人には懐きません。
飼育には向かない生態・性格なので捨てられてしまったり、動物園から脱走する事例が多発し、現在は野生化してしまっています。
その結果、平成16年6月に特定外来生物に指定され、現在はペットとして飼うことは違法です。
参考:大阪市浪速区:アライグマでお困りの方へ (くらし>ペット・動物)
個人で飼育した場合、3年以下の懲役や300万円以下の罰金が科せられます。
アライグマに近づくと、下記のようなリスクがあります。
ここでは、アライグマに近づく危険性を見ていきます。
アライグマは狂暴なので、人が近づくと噛みついたり、ひっかいたりしてきます。
嚙む力は壁を破るほどなので、人の場合は大ケガのリスクがあります。
アライグマに噛まれたり、引っかかれたり、触れたりすると危険な感染症にかかる可能性も高いので、見つけても捕まえようとしてはいけません。
アライグマは糞尿にふれたり、噛まれたりすると、下記のような感染症にかかってしまうリスクがあります。
重症化すれば命を落とすリスクがある危険な病気なので、アライグマに近づくのはやめましょう。
駆除の達人は、アライグマをはじめとする害獣駆除の専門業者です。電話・LINE・メールフォームでの相談は24時間可能ですので、鳴き声を聞いたときに気軽にご連絡ください。
アライグマはどの時期も狂暴なので、人が近づくのは危険です。特に、下記のタイミングは襲われる可能性が高いので見つけた際にはすぐにアライグマ駆除業者に依頼しましょう。
ここでは、アライグマの気性が特に荒くなる理由について解説していきます。
アライグマの繁殖期は2~3月。約60日後に3~6匹の子どもを出産し、子どもが独立するまで母親が世話をします。
アライグマの赤ちゃんは生後3ヶ月ほど母乳で育ち、生後10か月ほどで独立します。
あまり鳴き声を上げない動物ですが、子どもは高い声で「クルクル」と鳴いて親を探したり、空腹を訴えたりするのが特徴的です。
なお、子育て中の母親は子どもが取り上げられると見つかるまで探し続ける動物です。人間が近づけば、激しく威嚇してきます。
このタイミングに近づくと襲われる可能性が高いので、必ずアライグマ駆除業者などの専門家に相談しましょう。
アライグマが威嚇するときには歯をむき出しにして「シャー」「ギューッギューッ」といったうなり声をあげます。
通常時は比較的高い声で「クルル」「グルル」「キュッキュッ」「キュー」などの鳴き声を上げますが、人間を見つけると威嚇用のうなり声に変化することがあります。
前足を上げたり、仁王立ちして両手を上げるため、一見するとかわいらしく見えますが、威嚇中に近づくと襲われる可能性が高いので、決して近づいてはいけません。
アライグマは狂暴なので、自分で捕まえるのは危険です。インターネットの検索や市役所への相談を通して、駆除業者に依頼しましょう。業者を選ぶ際には、下記の3つの点に注意するのが大切です。
ここでは、アライグマの駆除業者を選ぶ際のポイントを紹介していきます。
見積依頼を出したいアライグマの駆除業者を見つけたら、まずはホームページをチェックします。
住所・代表者氏名などの基本的な情報がない業者は信用できません。
その他、下記の資格や許可を持っていることも確認します。
狩猟免許 | アライグマの駆除に必要 |
解体工事登録 | 糞尿被害がひどい場合の解体・リフォームに必要 |
損害賠償保険 | 床下・屋根裏を破損した際に賠償金を出してくれる |
ホームページで基本的な情報をチェックした後には、実績を見ていきます。できるだけアライグマ駆除の実例が多い業者に頼めるといいでしょう。
最後に、口コミをチェックしていきます。自社サイト以外にも、害獣駆除業者を紹介するサイトや一括見積サイトに口コミのある業者だと、信頼度が高いです。
アライグマの駆除業者を選ぶときには、3~5社に現地見積もりを頼むのがおすすめ。アライグマの駆除費用は、下記の表のように現場を見ないとわからない部分が多いので、見積書を比較して相場を把握していきます。
見積書がそろったら、他社と比べて不自然に高い作業や必要のない作業がないことをチェックします。
それ以外にも、以下のような点のチェックが必要です。
作業ごとの料金が曖昧な見積書の場合「現場で追加作業が発生した」として高額請求を受けるリスクがあります。追加料金・追加作業について取り決めされている業者を選ぶことで、このトラブルを回避できます。
これ以外にも、少しでも気になった点は契約する前に問い合わせておきましょう。優良な業者は問い合わせを嫌がることはありません。
アライグマの駆除が終わったら、侵入口を封鎖する必要があります。侵入口の封鎖自体はどの業者も行うアフターケアですが、期間や補償範囲が異なるので確認していきましょう。
アライグマのアフターケアは、侵入口の封鎖を担当した業者が作業した部分からの再発に対応する「部分保証」とどの侵入経路でも再発した時点で対応してくれる「侵入保証」の2種類に分けられます。
そのほか、下記のポイントをチェックするのも大切です。
【アライグマの再発保証のチェックポイント】
アライグマによる糞尿や盗み食いの被害は、早く対処すればするほど費用を抑えられます。定期的に再度侵入されていないかを確認してくれる業者を選びましょう。封鎖箇所は劣化するので、そのチェックも大切です。
アライグマの駆除や対策が必要な際には、即日駆除も可能な「駆除の達人」をご検討ください。
メールフォーム・電話で24時間問い合わせ可能なので、鳴き声に気づいた時点でお気軽に相談・無料見積もりをお申し込みください。
【駆除の達人の3つの強み】
駆除費用、殺菌・消毒費用、清掃費用、出張費用、深夜料金、休日料金、すべて込みで7,700円からの対応が可能です。
見積もり料金は無料ですので、ぜひお気軽にご相談ください。
アライグマは一度侵入すると勝手に出ていくことはないので、侵入を防ぐことが大切です。下記の3つの方法で侵入対策をしていきましょう。
ここでは、アライグマの侵入を防ぐコツを紹介していきます。
アライグマはエサがあるところに住み着くので、エサになるものを撤去することが大切です。
畑がある場合は、熟した果物や野菜が好物なので、早めに収穫しておきましょう。
畑を柵で囲う方法もありますが、アライグマはジャンプ力があり、木登りの得意なので、効果が薄いです。もし電気柵を設置するときは、間違って通行人が触らないように立て札を立てる必要があります。
もし生ゴミを外に出している場合は、金属のフタがある容器でガードしましょう。ペットフードも室内にしまった方が安全です。
アライグマは約10cmの隙間があれば侵入できるので、下記のような隙間があれば封鎖しなければなりません。
アライグマは狂暴で力が強いので、害獣ネットではすぐ破られてしまいます。パンチングメタル(穴の開いた金属製の板)や金網を使って作業しましょう。
屋根の重なりなどの高所の場合は、転落事故の恐れがあるのでアライグマの駆除業者に頼むのがおすすめです。
畑や侵入口になりそうな隙間がある場合は、アライグマが嫌う臭いを使った忌避剤の設置がおすすめです。
畑の周りや侵入口の近くにスプレータイプを散布したり、置き型タイプを置いたりしましょう。
忌避剤はホームセンターや通販で購入できます。
一定期間をすぎると効果が消えてしまうので、説明書を読んで定期的に取り換えることが大切。また、アライグマが何度も来てに臭いになれてしまうと効果が薄いことにも注意が必要です。
アライグマは狂暴なので、見つけても自分で対処したり、触ったりしようとしてはいけません。特に、うなり声を上げたり、子どもと一緒にいるタイミングは狂暴さが増しているので、近づくだけでも危険です。
アライグマを自分で追い出そうとするとケガのリスクがあるので、アライグマ専門の駆除業者への依頼をおすすめします。
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