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2024年11月3日

ハクビシンの足跡を見つけたら?【他の動物との違い・対処法・業者選びを解説】

4~5cm程度の大きさで5本指、肉球と指が離れている足跡を見つけたら、ハクビシンがお家や庭に侵入しているかもしれません。

本記事では、ハクビシンの足跡の特徴や他の動物との見分け方、見つけた後の対処法を紹介しています。「ハクビシンがいるかもしれない」と悩んでいる人におすすめの記事です。

ハクビシンの足跡の特徴

ハクビシンの足は5本指で4~5cm程度です。前足の後は小さめ、後ろ足の後は縦長という差があります。

前足と後ろ足は長さも違いますが、どちらも肉球と指が離れた形の足跡が残ります。前足と後ろ足を離して歩くので、足跡が一列に並ぶのも特徴です。

また、木登りが好きなので、木の根元や柱の周りに足跡が残るケースが多くあります。爪も立てて登っていくので「足跡の周りの木や柱に爪痕もある場合は、ハクビシンである可能性が高い」といえるでしょう。

ハクビシンと間違えやすい足跡

ハクビシン5本指で小さめの足跡が特徴的。よく足跡を間違いやすい動物は、アライグマ・イタチ・テンです。

【ハクビシンと間違えやすい動物の足跡】

ハクビシンアライグマイタチテン
肉球・指がつながっているか離れているつながっている離れている離れている
大きさ4~5cm5~6cm2~3cm3~4cm

ここでは、ハクビシン以外に家に侵入する5本指の足跡の特徴を見ていきましょう。

アライグマ

ハクビシンとアライグマはどちらも5本指、足跡の大きさも似ているので間違いやすいです。

ただし、アライグマは肉球と指がつながっているので、ハクビシンと見分けることができます。

人間の子供の手形に似ている足跡があったら、アライグマの可能性が高いといえるでしょう。

イタチ

イタチは5本指で肉球と指が離れた形の足跡が残りますが、ハクビシンよりサイズが小さいのが特徴です。

体重も軽いので、足跡がハッキリ残らない点も見分けるポイントになります。

また、肉球の跡が丸いハクビシンと違い、肉球跡が三角っぽい点でも見分けることが可能です。

テン

テンの足跡は5本指で肉球と指が離れていて、ハクビシンに比べると小さいです。

イタチよりは足跡が大きいのですが、後ろ足は肉球が露出していないので、前足と後ろ足の足跡がハッキリと異なることが特徴的です。

足跡以外のハクビシンの痕跡

足跡だけでハクビシンかどうか見分けられないときは、糞や鳴き声で他の動物と区別しましょう。

  • ハクビシンの糞の特徴
  • ハクビシンの鳴き声の特徴
  • ハクビシンの好む食べ物

ここでは、足跡以外に見つけやすいハクビシンの痕跡を紹介していきます。

ハクビシンの糞の特徴

黒・茶色
5~15cm程度の棒状
特徴種子が混じっている

参考:駆除の達人「庭の動物の糞の見分け方【対処法・業者の選び方を解説】」

ハクビシンは、住処を決めると一ヵ所に糞をする「ため糞」の習性を持つ動物です。ベランダや雨どいなど、通り道に糞が落ちていることもあります。

糞の臭いは、他の雑食の小動物に比べると強くありませんが、一ヵ所にまとまっていることで次第に強烈な悪臭になってしまいます。

他の動物と見分けるポイントは、糞の内容物です。ハクビシンの糞には果物や野菜の種が混じっていることが多いことに注目しましょう。皮は吐き出すので入っていません。

他の動物も5~15cm程度の糞をしますが、昆虫や動物の死骸が混じり、強烈な臭いを発するケースが多いので、野菜・果物が中心ならばハクビシンの可能性が高いです。

ハクビシンの鳴き声の特徴

通常の鳴き声「キュンキュン」「キューキュー」
子供の鳴き声「キューキュー」「クルルル」「ピーピー」
威嚇のための鳴き声「グルル」「シャー」「ガアッ」
ケンカ中の鳴き声「キーキー」「キャーッ」

参考:駆除の達人「ハクビシンの鳴き声への対処法|判別の仕方や業者の選び方も解説」

ハクビシンの鳴き声は高く、猫に似ていると表現されます。猫との違いは、ハクビシンの鳴き声が長く連続することです。「キューキュー」といった鳴き声を何度も上げることが特徴です。

夜間に屋根裏や床下から高い動物の鳴き声がするときは、連続しているかどうかをチェックしましょう。

ハクビシンの好む食べ物

ハクビシンはトウモロコシ、サツマイモ、イチゴ、スイカなどの野菜を好む動物です。畑があるお宅は、早めに収穫して家の中に収納しましょう。

ハクビシンは手先が器用ではないので、作物にそのままかじりつくのが特徴です。スイカなどの場合、頭を突っ込んでかじるので、大きな穴が残ります。

木になる作物ならば、被害にあった作物が木にぶら下がったまま放置されています。イチゴのように、ヘタだけ残されるケースもあります。

他の動物と見分けやすいのは、トウモロコシの状態です。ハクビシンはトウモロコシの茎を斜めに倒した状態でかじりついていきます。

ハクビシンと被害状況が似ているアライグマ・タヌキは、茎を倒してからかじりつく習性があるので、見分けやすいです。

参考:農林水産省「第Ⅱ章 被害防止対策 」

ハクビシンの足跡を見つけた後の対処法

ハクビシンの足跡を見つけたら、そのまま放置してはいけません。糞尿被害や食害、鳴き声によるストレスなどの危険があります。対処方法は、大まかに二つに分けて下記の2通りです。

  • 忌避剤で追い出す
  • ハクビシン駆除業者に依頼する

ここでは、すでに侵入したハクビシンがいなくなるための方法を紹介していきます。

忌避剤で追い出す

ハクビシンは鳥獣保護法で保護されているので、無許可では駆除も捕獲もできません。ホームセンターや通販で忌避剤を購入し、追い出していく方法で対処します。

ハクビシンが嫌う臭いを利用したスプレータイプや置き型タイプ、部屋全体に効果のある燻煙タイプといったもので追い出します。

追い出す際に注意したいのは、侵入口とは逆の方向に設置するということです。侵入口に忌避剤があると、ハクビシンが外に出ていきません。

逆に侵入を防ぎたい場合は、通り道や侵入口に設置します。

ハクビシン駆除業者に依頼する

ハクビシンの通り道や侵入口がわからない状態や、糞尿被害が深刻な場合は専門の駆除業者に依頼しましょう。

駆除・捕獲した後の消毒・消臭や侵入口の封鎖まで行ってくれるので、安全かつ再発を防げます。

専用の薬剤でも糞尿によるシミを落とせない場合は、解体・リフォームで対応してもらえるのもメリットです。

ハクビシンは屋根裏などの高所に侵入することも多いのですが、専門の業者であれば自分で作業するのと違い、ケガの心配がありません。

インターネットで検索すれば無料で現地見積もりをしてくれる業者が見つかるので、一度相談してみましょう。

ハクビシンの足跡を見つけたら駆除の達人への依頼をご検討ください

駆除の達人は、ハクビシンをはじめとする害獣駆除の専門業者です。電話・LINE・メールフォームでの相談は24時間可能ですので、鳴き声を聞いたときに気軽にご連絡ください。

ハクビシンの駆除業者の選び方

ハクビシンの足跡を見つけたら、少しでも早く業者に依頼することをおすすめします。自分で対処しようとする間に、糞尿被害などが拡大してしまうためです。業者を選ぶ際は、下記の3点に気をつけるのがポイントになります。

  • ハクビシン駆除の資格・実績・口コミのチェック
  • 相見積もりで料金・サービスの比較
  • アフターケアの種類・期間のチェック

ここでは、ハクビシンの業者を選ぶポイントを見ていきましょう。

ハクビシン駆除の資格・実績・口コミのチェック

ハクビシンの駆除業者を探す際は、Googleなどの検索エンジンに「お住まいの市区町村 ハクビシン 駆除」など関係があるキーワードを入力するとよいでしょう。自力で見つけられない場合は、市役所などで優良業者を紹介してもらいましょう。

いずれかの方法で気になる業者を見つけた後は、まず企業のホームページで住所や代表者氏名を確認します。記載がない場合は、悪質な業者である可能性が高いです。

それ以外にも、下記の資格がない業者への依頼は危険なのでやめましょう。

【ハクビシンの駆除・対策に関係する資格】

  • 駆除のための狩猟免許
  • 解体・リフォームのための解体工事登録

なお、作業中は根裏や床下に入ることがあるため、家を壊してしまうこともあります。このため、損害保険に加入している業者であればより安心して依頼できます。

基本的な情報と資格・許可を確認した後は口コミを探していきます。自社サイトに掲載されている口コミだけでなく、害獣駆除業者を紹介するサイトに口コミがある業者は信頼性が高いです。

ハクビシン駆除業者の一括見積サイトにも口コミが掲載されているので、一度利用してみましょう。

相見積もりで料金・サービスの比較

ハクビシンの駆除業者は契約を決める前に3~5社程度の相見積もりをすることが大切です。

ハクビシンの駆除にかかる費用は「糞尿被害の面積」「巣の場所」「必要な薬剤の量」など現場を見ないとわからない要素が多いので、相場を把握するためには見積もりを比較するのが一番であるためです。

無料で現地見積もりができる業者から見積もりを受け取った後は、下記のポイントをチェックしていきましょう。

【ハクビシン駆除の見積書チェックポイント】

  • 他と比べて不自然に安い金額である
  • 合計金額だけが記載され作業の内訳がわからない
  • 追加料金についての記載がない

上記のポイントに該当する場合、契約後に「追加の作業が発生した」と言って高額請求を行う悪質な業者である可能性が高いので要注意です。作業について疑問点を質問した際に答えてくれない業者も危険です。

良心的な業者は「相見積もりで費用・サービスを比較している」と伝えても丁寧に対応してくれます。契約を急かしたり、雑に扱ってくる業者は仕事も雑であることがほとんどなので、契約はやめておきましょう。

アフターケアの種類・期間のチェック

ハクビシンを駆除した後は、再度侵入されないように侵入口を封鎖します。ここまではどの業者も行う基本的な作業ですが、保証される範囲と期間については違いがあるので、契約前に確認しておきます。

再発保証には今回作業した部分からの再発に対応してくれる「部分保証」とどの箇所からでも再発した時点で対応してくれる「侵入保証」の2種類があるので、必ずチェックしましょう。

【ハクビシン駆除の再発保証のチェックポイント】

  • 保証期間は何年か
  • 再発した場合に無料で対処してくれるか
  • 定期的な再発チェックがあるか

ハクビシンの足跡や被害に気づくタイミングが早ければ早いほど、対処費用を安く抑えられるので、定期的に再発チェックをしてくれる業者への依頼がおすすめです。

ハクビシンの足跡を見つけたら駆除の達人をご検討ください

駆除の達人をご検討ください


ハクビシンの鳴き声でお困りの際には、即日駆除も可能な「駆除の達人」をご検討ください。

メールフォーム・電話で24時間問い合わせ可能なので、イタチの被害に気づいた時点でお気軽に相談・無料見積もりをお申し込みください。

【駆除の達人の3つの強み】

  • 最短20分で到着
  • 自社施工で安くて高品質な施工を実現
  • 最長10年間の再発防止保証がある

駆除費用、殺菌・消毒費用、清掃費用、出張費用、深夜料金、休日料金、すべて込みで7,700円からの対応が可能です。

見積もり料金は無料ですので、ぜひお気軽にご相談ください。

まとめ

5本指で肉球と指が離れている足跡を見つけたら、ハクビシンかもしれません。糞や鳴き声の特徴と合わせてどんな動物か見分けましょう。

ハクビシンという確証がなくとも、動物の糞尿を見つけた時点で一度害獣駆除業者に依頼するのがおすすめです。