お役立ち情報
2025年4月9日
害獣駆除は市役所で直接行うことはありません。しかし、駆除方法のアドバイス、捕獲用の罠の貸し出しや補助金の給付など、さまざまな形で駆除をサポートしてくれるので、一度相談してみることをおすすめします。
本記事では、害獣駆除に関して市役所にできること・できないことについて紹介していきます。「家に害獣が出て困っている」という人向けの情報をまとめているので、ぜひご覧ください。
目次
市役所の農林課や環境課では、害獣駆除に関する相談を受け付けています。
しかし、害獣駆除を直接行うことはありません。サポートや優良な業者を紹介するという形で支援を行います。
害獣を捕獲するための罠を貸し出してくれたり、設置方法を指導してくれたりするケースもあります。
アライグマやハクビシンなど、鳥獣保護法の対象の動物の場合は捕獲・駆除のための許可を与えるのも仕事です。
相談者が農林従事者や商店街などの場合は補助金を案内してくれることもあります。
詳しくは次項で見ていきましょう。
市役所は直接害獣駆除を行うことはできないものの、下記のような支援を行っています。
ここでは、自治体による害獣駆除に関わる支援について見ていきましょう。
市役所に相談すると、個人でできる害獣駆除の方法や侵入対策をアドバイスしてくれます。
どんなアイテムが必要なのか教えてくれたり、捕獲用の罠を設置するコツを具体的に指導してくれたりする自治体もあります。
鳥獣保護管理法の対象になる野生動物は捕獲に許可が必要ですが、家に出るネズミならば市役所のアドバイスだけでも捕まえられるケースがあります。
市役所が直接害獣駆除を行うことはできませんが、優良な業者の紹介ならば可能です。
市役所と契約してくれる地域の業者なので、ある程度安心して利用できます。
とはいえ、依頼の前に自分で業者のホームページをチェックして自分に合った業者かどうかを確認することは大切になります。
タヌキ、イタチ、ハクビシン、アライグマ、コウモリ、テンなど野生の害獣は鳥獣保護管理法で保護されているので、家に侵入されていても無許可で捕獲・駆除できません。
狩猟免許を持つ害獣駆除業者に頼むのがおすすめですが、個人で駆除したい場合は市役所に申請して許可をとることになります。
申請は誰でもできますが、専門的な調査と知識が必要なので、時間と手間がかかることには注意しましょう。
市役所の中には害獣駆除に必要な捕獲機を貸し出してくれる自治体もあります。
個人で用意すると数万円必要になるので、駆除費用を抑えられることになります。
なお、捕獲機の貸し出しには基本的に狩猟免許が必要で、誰でも借りられるわけではないことには注意しましょう。
また、捕まえた害獣やその遺体を回収してくれるかどうかは自治体によって異なるので、事前確認が必要です。
害獣の被害が多い自治体の中には、駆除に対して補助金を助成してくれる場合もあります。
個人の住宅が対象になることはありませんが、農林従事者や商店街に被害がある場合は対象になります。
条件や内容は自治体によって異なるため、一度窓口で確認してみましょう。
アライグマやタヌキ、ハクビシンなど多くの害獣は鳥獣管理法により無許可の捕獲・駆除が禁じられています。市役所に申請すれば個人でも駆除できますが、下記の点に注意しましょう。
ここでは、市役所に害獣駆除の許可を申請する際の注意点について解説しています。
害獣駆除の申請のためには、許可申請書や申請に必要な被害状況のまとめ、捕獲実施計画書、捕獲に関わる場所の図面などが必要になります。
これらの作成には時間と専門知識が必要なので、個人ではなかなか難しいことが問題です。
申請書を出しても、許可が下りるまでは数週間かかるので、その間に害獣被害が拡大してしまうリスクにも注意しましょう。
自分で害獣駆除をしようとすると、噛みつかれたり引っかかれたりしてケガをしてしまうリスクがあります。
直接近づかなくとも、罠を回収するときや、罠から逃がすタイミングが危険です。害獣の爪や唾液には危険な感染症の病原菌が付着しているため、個人での捕獲はあまりおすすめできません。
害獣の駆除以外にも、高所にある侵入口の封鎖で転落事故が起きる恐れもあるので、追い出しと侵入対策をまとめて害獣駆除業者に頼んだほうが安全です。
害獣駆除の後には糞尿被害があった場所や巣があった場所の消毒と消臭が必要。害獣の身体や糞尿には危険な病原菌やダニ、ノミが大量に付着しており、そのままにしていると危険なためです。
糞尿の臭いを放置していると、ハエなどの害虫が寄って来る二次被害も発生します。
消毒は高濃度アルコールを含む薬剤で行えますが、その際に砕けた糞を吸い込んでしまったり、糞尿で汚染されたホコリを吸い込んだりしてしまうと危険です。そのため、マスク・帽子・長靴と手袋といった肌を隠す服装で作業しましょう。
消毒が終わった後は、侵入口の封鎖も必要です。防獣ネットでも可能ですが、噛みつかれたり爪で破られることを考えると、できれば金属で封鎖する方法がおすすめです。
駆除の達人は、ネズミ・イタチ・ハクビシン・アライグマ・コウモリ・テンなどの害獣駆除の専門業者です。
電話・LINE・メールフォームでの相談は24時間可能ですので、鳴き声を聞いたときに気軽にご連絡ください。
害獣駆除は市役所ではしてもらえないため、専門の業者に依頼することをおすすめします。自分で駆除するより、安全かつ短時間で追い出すことができます。業者を選ぶ際には、下記の点を意識していきましょう。
ここでは、害獣駆除の業者を選ぶコツを解説していきます。
依頼したい害獣駆除業者を見つけたら、駆除や侵入口の封鎖に必要な資格・許可があるかを確認していくことが大切です。主に確認したいのは、下記の表の3点です。
狩猟免許はあるか | 鳥獣保護管理法の対象になる動物の捕獲・駆除に必須 参照:環境省「鳥獣保護管理法の概要」 |
解体工事登録はあるか | 解体・リフォームに必須 |
損害賠償保険に加入しているか | 家や家具を破損した際に賠償してくれる |
まず、狩猟免許など野生動物の駆除に必要な資格を持っていることは必ず確認します。
また、害獣の多くは嫌な臭いのする糞尿で家を汚したり、壁の中の断熱材で巣を作ったりしてしまいます。そうなると解体・リフォームが必要になるので、解体工事登録がある害獣駆除業者がおすすめです。
最後に、天井裏や床下などに害獣の侵入口があるケースが多いので、どうしても家を破損してしまう可能性があることも問題です。損害賠償保険に加入していれば、もしものときに補償してもらえるので、できれば加入している業者を選びましょう。
上記の基本情報をチェックした後は、依頼したい害獣駆除の実績があるか確認します。「対応できる」だけでも構いませんが、駆除実績が多い業者のほうが作業がスムーズな傾向があるためです。
最後に、口コミのチェックも大切です。Googleマップなどの地図アプリや害獣駆除の一括見積サイトにある口コミが参考になるので、一度探してみましょう。
害獣駆除に必要な費用は現場を見てもらわないとわかりにくいため、3~5社に訪問見積もりを頼むのがおすすめ。必要な薬剤や封鎖する侵入口の数で費用が変わります。
見積書がそろったら、他社と比べて高額すぎる作業がないかチェックします。
逆に、極端に安い場合や合計金額しか書いていない場合も要注意。契約後に「当日に現場で追加作業が発生した」として高額な費用を請求されることがあるためです。
突然の高額請求を防ぐためには、追加料金や追加作業について明記されているかを確認しておきましょう。見積書にない場合は問い合わせればOKです。
その他にも、少しでも気になる点があったら必ず確認することが大切です。悪質な業者は問い合わせを嫌がり契約を急がせますが、優良な業者ならば丁寧に問い合わせに対応してくれます。
害獣駆除の後には侵入口を封鎖しなければ、何度も動物が入ってきます。害獣駆除業者は基本的に侵入口を封鎖するアフターケアをしてくれますが、補償内容と期間が異なるのでチェックしておくことが大切です。
【害獣の再発保証のチェックポイント】
上記のチェックポイントで特に大切なのは、定期的な再発チェックの有無。害獣は発見が早ければ早いほど施工費用を抑えられます。侵入口の封鎖箇所の劣化も含め、定期的にチェックしてくれる業者がおすすめです。
害獣駆除や対策が必要な際には、即日駆除も可能な「駆除の達人」をご検討ください。
メールフォーム・電話で24時間問い合わせ可能なので、鳴き声に気づいた時点でお気軽に相談・無料見積もりをお申し込みください。
【駆除の達人の3つの強み】
駆除費用、殺菌・消毒費用、清掃費用、出張費用、深夜料金、休日料金、すべて込みで7,700円からの対応が可能です。
見積もりは無料ですので、ぜひお気軽にご相談ください。
害獣駆除の後には、再び侵入されないための対策が必要です。下記の3点を意識していきましょう。
ここでは、自分でできる害獣の侵入予防対策について解説していきます。
害獣を追い出しても、侵入口がそのままでは再び侵入されてしまいます。金網やパテを使って、害獣が侵入しやすい部分を封鎖する必要があります。下記のような部分は侵入されやすいです。
封鎖に使うものは害獣用のネットでも構いませんが、力の強い害獣であれば破って侵入してしまいます。一時的な対処にしかならないので、金属で封鎖することをおすすめします。
電気柵でガードするのも確実な方法ですが、専門的な知識が必要になるので害獣駆除業者への依頼が必要になります。
害獣の多くは雑食で、畑に作物があると盗み食いのために侵入します。早めに収穫して、室内にしまいましょう。
生ゴミを屋外に置いておくことも危険です。室内に片づけるか、金属のフタ付きなどの頑丈な容器でガードする必要があります。
また、庭に雑草が多いと害獣が身を隠すのに使われてしまうので、なるべく見晴らしがよい状態にしておくことをおすすめします。
畑で作物を作ったり、侵入口になりそうな場所があるなら、ホームセンターや通販で購入できる忌避剤の利用がおすすめ。
害獣の嫌いな臭いを使って侵入を予防してくれます。
スプレータイプ、燻煙材タイプ、置き型タイプなどさまざまなものがあるので、用途に合わせて選びましょう。
ただし、どのタイプも効果は一定なので、定期的に交換するのが大切です。侵入経路の予測がつかないとどこに使えばいいのかわからないという欠点もあるので、一度は害獣駆除業者に侵入口のチェックを頼んだほうがいいでしょう。
また、ペットの小動物にも悪影響がある点と、小さなお子さんが誤って口に入れると危険である点にも注意が必要です。
害獣駆除のために市役所に相談すると、罠を設置する際のアドバイスをもらえたり、優良な駆除業者を紹介してもらえたりします。
市役所が直接害獣駆除を行うことはないので、早めに害獣駆除業者に依頼して追い出し作業と侵入防止対策をしてもらうことが大切です。
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