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2025年4月9日
家にネズミが出たら終わりなのでしょうか?ネズミは糞尿や食害による被害が深刻で、繁殖力が強いため、早めに対処しないと大変なことになります。
本記事では、「ネズミが出たらどうすればいい?」とお悩みの方に向け、ネズミかどうかの判断方法や見つけた後の対処法などについて解説していきます。
目次
家にネズミが出たらどんなことが起こるのでしょうか?大きく分けて、下記の4つの被害があります。
ここでは、ネズミによる被害の内容について解説していきます。
ネズミが家にいると、糞尿で壁の近くや家具の間など、さまざまな場所が汚れていきます。ネズミは歩きながら糞尿をするので、家中が糞尿被害に遭ってしまうためです。
家によく出るネズミの糞尿の特徴は下記の表をご覧ください。
見た目の特徴 | |
ドブネズミ | 茶色や灰色で太い楕円形。約10mm~20mm |
クマネズミ | 茶色や灰色で細長い楕円形。約6mm~10mm |
ハツカネズミ | 茶色で両端がとがっている。約4mm~6mm |
ネズミの糞尿はトイレのようなアンモニア臭があるだけでなく、放置しているとシミになってしまうのが問題です。
命に関わる感染症のウイルスも糞や尿に含まれているため、少しでも早く対処しましょう。
ネズミは一生伸びる歯を削るために固いものをかじる習性があります。
家の柱や電線コード、ガス管などをかじられてしまうので、早めに追い出しましょう。放置していると家の資産価値が下がるだけでなく、電線から漏電して火災の原因になり得ます。
壁の穴をかじって広げて侵入してくるケースもあります。
ネズミの鳴き声、足音や固いものをかじる音は耳障りな騒音なので、放置しているとストレスになります。
ネズミによる騒音の例は、下記の表をご覧ください。
鳴き声 | キーキー |
壁をかじる音 | ガリガリ |
断熱材がある場所を走り回る音 | カサカサ |
参考:駆除の達人「【動画付き】ネズミの鳴き声は「キーキー」?種類別の特徴と3つの対処方法を紹介
ネズミによる騒音は夕方から夜間にかけて聞こえることが多く、不眠の原因になる場合もあります。特に、ドブネズミなどの大きなネズミの足音はドドドとよく響くため被害がより深刻です。
ネズミの糞尿によるアンモニア臭は強烈で、放置していると近所にも広がります。特にマンションの場合、下水やベランダを通じて臭いが広がりやすく、「近所で外に洗濯物が干せない」というトラブルにもなりかねません。
また、ネズミは繁殖力が強いので、どんどん増えてしまうことも問題です。増えすぎたネズミは発生源の家だけでなく、ドアの開いた拍子や窓の隙間、壁の隙間などを利用して近所の家にも侵入してしまいます。
もしネズミ被害の原因だとわかればトラブルに発展しかねないため、そうなる前の対処が必要になります。
家にネズミが出たかどうかは、下記の2点に注目するとわかりやすいです。
これらはラットサインと呼ばれる、ネズミがいる部屋の特徴です。どんな場所で見つかるかを解説していきます。
ネズミは隅にそって歩くので、壁や柱にネズミの身体がこすりつけられていきます。
その際、ネズミの身体についた汚れが黒い跡・灰色の跡として残るので、ネズミの侵入に気づくことがあります。汚れは油っぽいので、光って見えることも特徴です。
天井付近や家具の上などが汚れていることもあるので、一か所見つけたら家中を探してみましょう。
ネズミは柱や壁、コードなどの固い物をかじったり、食材のストックをかじったりすることで発見される場合があります。
プラスチックもかじるので、やわらかいプラスチック容器に保存している食べ物も危険です。
ネズミに噛まれた部分やネズミの身体が触れた部分には危険な感染症のウイルスが付着している可能性があるため、捨てるしかなくなってしまいます。
それ以外にも、天井や床下、棚の中、押し入れなどで糞尿が見つかることでネズミの侵入に気づくケースもあります。
ネズミは歩きながら糞尿をするため、家中が被害に遭うリスクがあります。
ネズミが出たら早めに下記の方法で対処する必要があります。
ここでは、ネズミが出たらやるべきことを解説していきます。
ネズミが出たら、まず市役所に相談してみましょう。ネズミ用の罠を貸し出してくれたり、罠を設置するコツを教えてくれたりします。
市役所がネズミを駆除してくれることはありませんが、優良な駆除業者を教えてくれる自治体もあります。
一般家庭は対象外ですが、もし農林関係者や商店街にネズミが出たら、助成金を出してくれるケースもあるので、一度確認することをおすすめします。
ネズミは自分で捕獲・駆除できますが、ケガのリスクと罠を効果的に使うのが難しいという問題点があります。
ネズミの身体、糞尿には大量の病原菌が含まれているので、ネズミの住処や糞尿があった部分を消臭・消毒することも大切です。
参照:駆除の達人「ネズミを家から追い出す方法とは【自力・業者の比較と注意点について】 」
ネズミは天井裏や床下など、出入りが難しいところに住み着くことが多いので、専門の駆除業者に対処してもらったほうが安全です。
自分で罠を設置するのと並行して、駆除業者を探していきましょう。無料の訪問見積もりを行ってくれる業者がおすすめです。
駆除の達人は、ネズミなどの害獣駆除の専門業者です。電話・LINE・メールフォームでの相談は24時間可能ですので、ネズミが出たら気軽にご連絡ください。
ネズミが出たら自分で罠を設置することも大切ですが、罠を設置しにくい部分で繁殖している可能性もあるため、駆除業者に依頼するのがおすすめです。ネズミの駆除業者を選ぶ際には、下記の3ステップを意識しましょう。
ここでは、ネズミの駆除業者の選び方について解説していきます。
ネズミの駆除業者はGoogleなどの検索エンジンで「ネズミ お住まいの都道府県」で検索をかけたり、チャットGPTに質問したりすることで探せます。市役所に相談すると、優良な業者を教えてくれる自治体もあります。
どんな方法で探した場合も、一度業者のホームページを確認するのが大切です。
まず、必要な許可や保険についてチェックしていきます。
ネズミの駆除に必要な資格はありませんが、糞尿被害が深刻な場合、解体やリフォームが必要になります。柱や壁の中の断熱材をかじられた場合も、リフォームが必要なケースがあります。
別途リフォーム業者に頼むよりは、解体工事登録を持つ駆除業者に依頼したほうがスムーズなので、解体・リフォームに対応できるネズミ駆除業者を選びましょう。
再度の侵入を防ぐためには、屋根裏や床下に入って侵入口を塞ぐ必要があるので、損害賠償保険の有無も大切です。やむを得ぬ理由で家を破損してしまった場合、保険で賠償してもらえます。
次に、ネズミの駆除実績を確認します。実績が多いほうが作業がスムーズな傾向がありますし、自宅の間取りに近い実績があれば安心して依頼できます。
口コミのチェックも大切です。自社のホームページだけでなく、Googleマップやネズミの駆除業者一括見積サイトに口コミがある業者は信頼度が上がります。
ネズミの駆除・侵入対策の費用は現場を見ないとわかりにくい部分が多いです。3~5社に見積もりを頼んで、相場を把握していきましょう。
見積書がそろったら、下記の画像のような一般的な作業がそろっているかチェックしていきます。もしも他社と比べて作業が多かったり、薬剤が高額だったりする場合は、一度問い合わせて理由を聞くことをおすすめします。
参考:駆除の達人「ネズミ」
上記の作業がそろっていても、不自然に安い場合や作業ごとの見積もりではなく、合計金額だけが書いてある見積書は要注意です。契約した後に「現地で追加作業が発生した」と言って高額な請求を行うトラブルがあるためです。
このような不当な高額請求を防ぐためには、追加料金・追加作業について取り決めがあるかを確認することが大切です。見積書にない場合は必ず確認しましょう。
それ以外にも、少しでも気になることは契約の前に問い合わせをしていきます。優良な業者は問い合わせを嫌がらないので、納得できるまで確認しましょう。
逆に契約を急かしたり、質問を嫌がるのは悪質な業者の特徴なので注意しましょう。
ネズミの駆除が終わった後は侵入口の封鎖が必要です。基本的に多くの業者も再発防止策として侵入口を封鎖してくれますが、その保証範囲と期間が異なるのでチェックしておきましょう。
まず、侵入対策には自社で封鎖した侵入口からの再侵入があった場合に補償してくれる「部分保証」とすべての侵入口からの再侵入を保証してくれる「侵入保証」の2種類があります。
どちらの種類か確認した後は、下記のリストの点をチェックしましょう。
ネズミは発見が早ければ早いほど糞尿被害や食害が抑えられますし、繁殖する前に追い出せるかもしれません。侵入口の封鎖箇所はどうしても経年劣化するので、定期的に再発チェックを行ってくれる業者を選んで、早期発見を目指しましょう。
ネズミが出たら駆除や対策が必要です。その際には、即日駆除も可能な「駆除の達人」をご検討ください。
メールフォーム・電話で24時間問い合わせ可能なので、鳴き声に気づいた時点でお気軽に相談・無料見積もりをお申し込みください。
【駆除の達人の3つの強み】
駆除費用、殺菌・消毒費用、清掃費用、出張費用、深夜料金、休日料金、すべて込みで7,700円からの対応が可能です。
見積もりは無料ですので、ぜひお気軽にご相談ください。
ネズミを追い出した後には、ネズミが出ないための対策が必要です。下記の3点を意識して、ネズミが侵入できない家を目指しましょう。
ここでは、ネズミが嫌う環境を作るポイントを解説していきます。
ネズミはドアや窓が開いたタイミングで侵入することもありますが、小さな隙間から気づかない内に侵入していることも多いです。
小さな隙間でも頭さえ入れば侵入できるので、下記のリストのような場所は金属板などで封鎖する必要があります。
参考:目黒区「ネズミの被害を防ぐために!」
ネズミは噛む力が強いため、金網や金属板で封鎖するのが基本ですが、難しい場合は一時的な対処としてネズミ除けネットで封鎖する方法もあります。
侵入口に忌避剤を置くのも効果的ですが、忌避剤の効果が切れるたびに交換する手間を考えると、一度ネズミの駆除業者に依頼して対処してもらうのがおすすめです。
例えば「駆除の達人」の場合、下記画像のように封鎖作業を行っています。
ネズミが侵入しやすい場所は狭いだけでなく、屋根の周りの隙間など高所も含まれるので、専門家に頼んだほうが安全です。
ネズミは雑食なので、生ゴミや食べ残し、食品ストックを食べてしまいます。
ネズミの被害を防ぐためには、一日の終わりに生ゴミを金属の密閉容器に片づける習慣をつけましょう。仏壇にお供え物やお花がある場合、夜間はしまっておくのがベストです。
ペットフードも食べてしまうため、もしある場合は頑丈な密閉容器に収納します。プラスチックの容器はかじって侵入してしまうことがあるので、おすすめしません。
新聞紙や段ボールがあると、ネズミの巣材に使われてしまいます。その他包装紙やショップバックなども巣材にされやすいです。
布や綿も巣材に使われます。押し入れの洋服やタオル、布団はネズミにかじられない衣装ケースにしまっておきましょう。
この他にも何でも巣材にしてしまうので、ネズミの物音や糞尿の臭いに気づいたら、早めに対処することが大切です。
「家にネズミが出たら終わりだ」というイメージがあるかもしれませんが、早めに対処すれば被害を抑えることができます。
鳴き声や足音がしたり、壁やコードに黒い汚れやかじり跡を見つけたり、ネズミの糞尿を見つけたら、すぐにネズミの駆除業者に依頼することをおすすめします。
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