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2024年10月1日
庭で動物の糞を見つけたら、どの動物なのかを見分けて駆除業者に依頼します。糞を放置していると悪臭、感染症のリスク、家財へのダメージなど深刻な被害が発生するおそれがあるため、早めの対処が必要です。
当記事では、動物の糞の見分け方のポイントや業者の選び方について紹介しています。
目次
庭で動物の糞を見つけたときは、下記の4点に注意して対処しましょう。
ここでは、糞を処分する際の注意点について解説していきます。
動物の糞には、命に関わる病原菌やダニ、ノミなどが付着しています。素手で触ると傷口や爪の間から感染するリスクがあるため、絶対にやめましょう。
ゴム手袋、ゴーグル、マスク、長袖長ズボン、長靴、帽子で肌や粘膜を守りながら処理します。
この際、掃除機を使うと糞が砕けて空気中に舞い上がってしまう恐れがあるため、ホウキやチリトリを使い、糞を撤去した後には捨てることが大切です。
動物の糞を撤去した後には消毒と消臭が必要です。糞尿が触れた部分やホコリは汚染されており、糞と同じように感染症にかかる危険があるためです。
消毒では、糞を撤去した後に高濃度のアルコールや専門の薬剤を吹きかけて拭き取ります。
糞の臭いが残っていると、ハエなどの害虫が寄ってくるため、消臭も大切です。
庭の糞を撤去した後は、侵入している動物の駆除も大切です。
ネズミであれば市販の罠での駆除も可能ですが、ハクビシン・コウモリ・イタチ・タヌキ・アナグマ・アライグマ・テンなどは、鳥獣保護管理法によって捕獲・駆除が禁止されています。
そのため、専門業者に依頼し、対処してもらいましょう。
駆除の達人は、庭でよく見つかる害獣駆除の専門業者です。電話・LINE・メールフォームでの相談は24時間可能ですので、鳴き声を聞いたときには気軽にご連絡ください。
動物の糞を見つけた時に市役所に相談すると、自治体がおすすめする駆除業者を紹介してくれる場合が多いです。
ネズミの場合は、捕獲用の罠を貸してくれることもあります。
どの動物の場合も、市役所が直接駆除してくれることはないので「とにかくアドバイスが欲しい」「どの業者を選べばいいのかわからない」といったときに利用しましょう。
庭の動物の糞は色や形、混ざっているもので区別することができます。
ここでは、上記の動物の糞の見分け方について紹介していきます。
大きさ・形 | 棒状で5~15cm程度 |
色 | 黒・茶色 |
臭い | 他の動物と比べると臭いが強くない |
特徴 | 種子が混じっている |
詳細:ハクビシンの糞に必要な対策【消毒・駆除・業者選びのポイントを解説】
ハクビシンの糞は天井裏やベランダ、庭など身を隠せるところで見つかります。溜め糞の習性があり、一か所にまとまっています。
大きさ・形 | 6mm~10mm程度で楕円形 |
色 | 茶色・灰色 |
臭い | アンモニア臭 |
特徴 | 穀物、種子、野菜、肉、魚など様々な食べ物が混ざっている |
詳細:ネズミの糞に必要な対策【消毒・駆除や業者選びのポイントを解説】
ネズミは移動しながら糞をするため、バラバラに散らばっていることが多いのが特徴です。
キッチン、トイレ、浴室、排水管の周りや物置、天井裏や屋根裏、換気扇の周辺など、さまざまな場所に散らばっています。
大きさ・形 | 5mm~1cm程度・細長くねじれている |
色 | 黒色・茶色 |
臭い | ドブのような臭い |
特徴 | 昆虫の手足・羽が混じっている |
コウモリの主食は昆虫であり、乾燥して砕けやすくなっています。
軒先や屋根の下、ベランダ、雨戸、換気扇、室外機などの下に糞がたまりがちな点も特徴です。
大きさ・形 | 6mm~1cmで細長い |
色 | 黒っぽい |
臭い | 強烈な悪臭 |
特徴 | 動物の毛が混じっている・湿っている |
詳細:イタチ駆除
イタチはタンパク質を多く食べるため、糞の臭いが強烈です。屋根裏や天井裏、玄関先、庭など、一か所に集まって落ちています。
大きさ・形 | 2cm~3cm程度で、丸い。 |
色 | 黒 |
臭い | 強烈な悪臭 |
特徴 | 果物の種子が混じっている |
参考:タヌキとアライグマの違い【身体・習性・糞尿・侵入経路の違いを解説】
タヌキは動物から植物、果物までなんでも食べる雑食動物であるため、糞は強烈な悪臭を放ちます。一か所にまとめて糞をする「溜め糞」の習性もあるため、悪臭によって被害に気づくこともあるでしょう。
大きさ・形 | 約5〜10cm程度・棒状 |
色 | 黒・茶色 |
臭い | 強烈な悪臭 |
特徴 | 泥が混じっている・表面がテカっている |
詳細:アナグマ駆除
アナグマはネズミやウサギ、ミミズ、果物など、なんでも食べる雑食動物であり、糞からは強烈な臭いがします。一か所で糞をする「溜め糞」の習性もあるため、悪臭で被害に気づくこともあるでしょう。
消化器官が強くなく、食べたものが混じりやすいことも特徴です。
大きさ・形 | 長さ5cm~18cmで直径2~3cm・細長い形 |
色 | 食べるもので変化 |
臭い | 食べるもので変化 |
特徴 | 虫の羽、動物の骨、植物の種などが混ざっている |
詳細:タヌキとアライグマの違い【身体・習性・糞尿・侵入経路の違いを解説】
アライグマの糞は、食べるもので色や臭いが変化しやすいのが特徴です。あまり噛まずにものを食べるので、消化されずにそのまま出ることもあります。
ベランダや庭の目立つ部分に糞をすることが多いです。
大きさ・形 | 1cm程度・細長い |
色 | 黒 |
臭い | 強烈な悪臭 |
特徴 | 動物の毛・骨や昆虫の身体・羽、果物の種子が混じっている・湿っている |
詳細:テン駆除
テンは動物や昆虫、果物も食べるため、糞の臭いが強いことが特徴です。屋根裏や庭の決まった場所に湿った糞をためる傾向にあります。
庭に動物の糞を放置していると、悪臭がするだけでなく、その臭いにつられてゴキブリやハエなどの害虫が寄ってきます。
下記のように危険な病原菌を含んでいることも問題です。
【動物由来感染症の例】
感染症に関しては、糞に触れるだけでなく、糞に汚染されたホコリを吸い込んだり、砕けて空気中に舞い上がった糞に触れたりすることでも感染のリスクがあります。
また、糞がたまった場所にシミができたり、腐ったり、カビたりする恐れがあります。
薬剤で落としきれない糞尿がついてしまった家屋は解体・リフォームが必要になり、対処費用が高額になるため、少しでも早く対処しましょう。
動物の糞に対処するには、害獣駆除業者の利用がおすすめです。下記の3ステップを意識して選んでいきましょう。
ここでは、害獣駆除業者を選ぶ具体的なポイントを紹介していきます。
落ちている糞がどの動物かを見分けた後には、その動物の駆除実績がある業者を探します。もし自信がなければ、写真を業者に送って判断してもらうのもいいでしょう。
該当する動物に対処した実績があるかを確認したら、下記の情報が掲載されているかどうかを確認していきます。
確認事項 | チェック理由 |
住所・代表者氏名などの基本情報 | ない業者は信頼性が低い |
狩猟免許 | 野生動物の駆除に必要 |
解体工事登録 | 床下や天井の解体・リフォームに必要 |
この他、天井に入る際にどこかを破損してしまったなどのトラブルに備え、損害賠償保険に加入している業者を選ぶと安心です。
必要な資格や許可を確認した後は、口コミを確認していきます。自社サイトに掲載されているものだけでなく、一括見積もりサイトなどに良い口コミが掲載されている業者がおすすめです。
害獣駆除の業者を選ぶ際には、3~5社程度に相見積もりを依頼しましょう。害獣駆除の費用は糞尿被害の面積や作業場所によって変わるので、現地見積もりによって相場を把握する必要があるためです。
見積書を受け取った後は、作業項目から確認していきます。
【害獣の駆除でよくある作業項目】
不自然に作業が多い・少ない業者や、合計金額しか記載していない業者は、悪質業者である可能性が高いためやめましょう。特に、安すぎる業者では契約後に「追加の作業が発生した」と言って高額請求を行うトラブルがよくあります。
作業内容や必要な薬剤については、納得できるまで問い合わせすることが大切です。
良心的な業者は質問を嫌がりませんし、「相見積もりで作業内容や料金を比較している」と伝えれば、契約を急がせることもないので、しっかり確認しておきましょう。
害獣の糞を処分し、駆除した後には再発防止対策のために侵入口を封鎖します。封鎖自体はどの業者も行いますが、保証の範囲が違うので確認が必要です。
例えば「今回の被害箇所」からの再発に対処してくれる場合は「部分保証」という名前になります。どの部分からの再発でも対処してくれる場合は「再発保証」という名前になるので、契約前に確認しておきましょう。
【害獣駆除の再発保証でチェックしたいポイント】
害獣は発見が早ければ早いほど対策費用を節約できる可能性が高くなるため、定期チェックしてくれる業者がおすすめです。
庭の動物の糞を見つけたときには、即日駆除も可能な「駆除の達人」をご検討ください。
メールフォーム・電話で24時間問い合わせ可能なので、鳴き声に気づいた時点でお気軽に相談・無料見積もりにお申し込みください。
【駆除の達人の3つの強み】
駆除費用、殺菌・消毒費用、清掃費用、出張費用、深夜料金、休日料金、すべて込みで7,700円からの対応が可能です。
見積もり料金は無料ですので、ぜひお気軽にご相談ください。
動物の糞を放置すると悪臭・感染症・害虫の発生といったリスクがあるため、撤去して消臭・消毒をする必要があります。侵入口の封鎖も必要になるので、庭にある糞はどの動物のものなのかを見分けて、該当する動物の駆除業者に依頼しましょう。
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