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2025年4月9日

動物の足跡の見分け方【対処法・駆除業者の選び方を解説】

動物の足跡を見つけたら、その動物が何かを判断してから追い出したり、捕獲したりしなければいけません。

本記事では、動物の足跡の見分け方や動物への対処法を解説していきます。

動物の足跡の見分け方

動物の足跡を庭や家の中で見つけたら、どの動物なのかわかったほうが対処しやすいです。住宅街によく出現する動物は、下記の通りです。

  • ハクビシンの足跡の特徴
  • ネズミの足跡の特徴
  • イタチの足跡の特徴
  • タヌキの足跡の特徴
  • アナグマの足跡の特徴
  • アライグマの足跡の特徴
  • テンの足跡の特徴

ここでは、動物の足跡を見分けるコツについて見ていきます。

ハクビシンの足跡の特徴

指の数5本指
足跡の大きさ約4~5cm程度

参考:ハクビシンとはどんな動物?【特徴・被害状況・駆除業者の選び方を解説】

ハクビシンは前足は小さめで、後ろ足は縦長なことが特徴です。肉球と指が離れた形の足跡が一列に残ります。

木登りが得意なので、果物の木や壁に爪痕が残っていることが多いです。

ネズミの足跡の特徴

指の数4本指
足跡の大きさ約1.5〜2cm程度

ネズミの足跡は小さいので、黒い線のように見えます。しっぽを引きずるので、足跡の間に黒い線が残ることも特徴です。

ホコリの溜まっている場所や家具や家具と間を歩いていることが多いです。

イタチの足跡の特徴

指の数5本指
足跡の大きさ約2~3cm

イタチは体重が軽いので足跡がハッキリと残りませんが、肉球と指は離れていて、後ろ足は前足より1cm程度大きいことで見分けられます。

肉球が三角っぽい形であることも特徴です。

タヌキの足跡の特徴

指の数5本(足跡は4本)
足跡の大きさ約3~4cm

タヌキは三角形っぽい形の足跡が特徴です。肉球と指は離れています。

ネコやキツネとも似た形をしているので、判断がつかない時は糞尿の特徴を調べてタヌキかどうかを見分けましょう。

アナグマの足跡の特徴

指の数5本指
足跡の大きさ約4~5cm

アナグマは肉球と指が離れていて、指が細い形の足跡が残ります。

爪後が長いことと、横に広い足跡をしていることも特徴です。

アライグマの足跡の特徴

指の数・足跡の大きさ5本指
足跡の特徴約5~6cm

参考:アライグマは何科の動物?【生態・見た目・被害の特徴や対策を解説】

アライグマは5本の指と肉球がくっついた形の足跡が一列に残ります。

子供の手形のようにも見えることが特徴です。

テンの足跡の特徴

指の数・足跡の大きさ5本指
足跡の特徴約3~4cm

テンは5本指で肉球と指が離れています。似た足跡の中では、ハクビシンに比べると小さく、イタチよりは大きい足跡が残ります。

前足と後ろ足の足跡の形がハッキリと異なることも特徴です。

動物の足跡を見つけたときの対処法

動物の足跡を見つけたら、早めに下記のような対処が必要になります。

  • 動物を駆除する・追い出す
  • 糞尿を消臭・消毒する
  • 侵入口を封鎖する

ここでは、動物の足跡を見つけた後にやるべきことを解説していきます。

動物を駆除する・追い出す

動物の足跡を見つけたら、その動物を捕獲や駆除する必要があります。忌避剤を使って追い出すこともできますが、戻ってきてしまう可能性が高いので、駆除業者に依頼したほうが安心です。

動物を捕獲・駆除する際は、その動物が何の動物なのかを確認しておく必要があります。ネズミならば捕獲しても問題ありませんが、多くの野生動物は鳥獣保護管理法という法律で保護されているからです。

鳥獣保護管理法で保護されている動物を無許可で捕獲・駆除すると罰金の対象になってしまいます。

参照:環境省「鳥獣保護管理法の概要」

【鳥獣保護管理法の対象】

ハクビシン、イタチ、タヌキ、アナグマ、アライグマ、コウモリ、テン、イノシシ、シマリスなど

これらの動物を捕獲・駆除するためには狩猟免許などが必要なので、専門の駆除業者に依頼しましょう。

市役所に申請すれば自分で捕獲できますが、ケガや感染症のリスクがあるためおすすめしません。

糞尿を消臭・消毒する

野生動物の糞尿は悪臭があるだけでなく、命に関わる感染症ウイルスが含まれているため、ホウキとチリトリで取り除いた後に消臭と消毒が必要です。

高濃度のアルコールを糞尿があった場所に吹き付けた後、使い捨ての雑巾で乾拭きします。

このとき注意したいのは、糞尿に汚染されたホコリを吸い込むと感染症のリスクがあることです。ホコリを吸い込まないように、手袋、マスクやゴーグル、長袖長ズボン、帽子で防護しておきましょう。

侵入口を封鎖する

野生動物を追い出した後には、侵入口の封鎖が必要です。侵入口を封鎖しないと、また別の動物が入ってくる恐れがあるためです。

動物は小さな隙間から侵入することが多いので、換気口や床の通気口などを封鎖しなければいけません。

壁や屋根の隙間から侵入することもあります。

侵入口を封鎖する際は、パンチングメタル(穴の開いた金属製の板)や金網で塞ぎます。野生動物の中には力が強いものもいるので、防獣ネットでは侵入を防ぎきれないことがあります。

屋根の上や屋根裏などに侵入しやすい隙間がある場合、転落事故の恐れがあるので、害獣駆除業者に頼むことをおすすめします。

動物の足跡を放置してはいけない理由

動物の足跡を見つけたら、早めに駆除業者に対処してもらう必要があります。放置すると、下記のようなリスクがあるからです。

  • 糞尿被害がある
  • 騒音被害がある
  • 食害がある
  • 家に動物がいる状態にストレスを感じる

ここでは、動物の足跡を放置してはいけない理由について解説していきます。

糞尿被害がある

野生動物が家や庭に侵入すると、糞尿被害が発生します。

糞尿には命に関わる感染症の病原菌やダニ、ノミが含まれていて、健康を害する恐れがあります。

糞尿に直接触らない場合でも、ホコリが糞尿に汚染されてしまうと、ホコリを吸い込むことで感染症にかかる恐れがあるため、早めに対処しなければなりません。

放置すればするほど悪臭が漂うことも問題です。動物の多くは雑食なので、嫌な臭いのする糞尿がたまっていきます。その臭いにつられてハエなどの害虫が寄ってくる二次被害があるので、撤去と消臭・消毒が必要です。

騒音被害がある

動物が家の中や小屋の中にいると、足音が響いてストレスになります。ネズミなどが柱やコードをかじる音が気になるケースもあります。

動物の多くは夜行性なので、夕方から夜間にかけて鳴き声が聞こえることも問題です。

夜間に騒音に気づくと、不眠の原因になってしまうこともあるため、早めに対処しましょう。

食害がある

庭や家に侵入する動物の多くは、畑の作物や生ゴミ、保存食などを盗み食いしていきます。

盗み食いされたものを食べられなくなるだけでなく、動物に噛まれた部分や動物にふれた部分も処分しなければならないので、被害は甚大なものになります。

食べられるもの以外に、家に侵入するために柱や壁をかじられたり、巣に利用するために壁の中の断熱材をかじられたりすることもあります。

早めに対処して追い出すのが大切です。

家に動物がいる状態にストレスを感じる

家に動物が侵入していると、健康被害・騒音被害・食害などさまざまな心配をしなければならず、ストレスの原因になります。

特に、天井裏に住み着くと足音と鳴き声、木材をかじる音が気になることがあるでしょう。

糞尿による悪臭もストレスになるので、少しでも早く対処しましょう。

動物の駆除の際は駆除の達人への依頼をご検討ください

駆除の達人は、ハクビシン・ネズミ・イタチ・タヌキ・アナグマ・アライグマ・コウモリ・テンなど害獣駆除の専門業者です。

電話・LINE・メールフォームでの相談は24時間可能ですので、鳴き声を聞いたときに気軽にご連絡ください。

動物の足跡を見つけた後の駆除業者の選び方

動物の足跡を見つけた後は、駆除業者に依頼するのがおすすめです。動物の追い出しだけでなく、糞尿の除去と消毒、侵入口の封鎖まで行ってもらえます。業者を選ぶ際は、下記の点に注意していきましょう。

  1. 野生動物の駆除の資格・実績・口コミをチェックする
  2. 相見積もりで作業内容・料金を比較する
  3. アフターケアの種類・期間をチェックする

ここでは、業者を選ぶときのポイントを紹介していきます。

1:野生動物の駆除の資格・実績・口コミをチェックする

野生動物の多くは鳥獣保護管理法で保護されているので、捕獲・駆除に許可が必要です。狩猟免許などの許可を持っているか、必ず確認しなければなりません。

糞尿被害が深刻な場合は、解体・リフォームで対処していきます。別途リフォーム業者に頼むよりは解体工事登録を持つ駆除業者に依頼したほうがスムーズなので、許可を持つ業者を探すのがおすすめです。

また、侵入対策のために天井裏や屋根に入った際、やむを得ぬ過失で家が壊れてしまう恐れがあります。その際、損害賠償保険に加入していると、賠償金で対応してもらえるので安心です。

必要な許可と資格を持っていることをチェックした後は、足跡があった動物の駆除実績がないか見ておきましょう。実績が多ければ多いほど、作業時間が短い傾向があります。もし足跡を見てもどの動物かわからなかったときは、無料の訪問見積もりを行う業者を探して判断してもらうこともできます。

最後に、口コミのチェックも大切です。動物の駆除に関する一括見積サイトや、Googleマップなどの口コミが参考になります。

2:相見積もりで作業内容・料金を比較する

野生動物の駆除や侵入対策は、現場を見ないと料金がわかりにくいです。ホームページの料金表を見るだけでなく、3~5社に見積もり依頼をして相場を把握していきましょう。

見積書がそろったら、他の会社と比べて不自然に多い作業や高額すぎる作業がないかを確認します。作業ごとの料金が書かれておらず、合計金額のみの業者への依頼はやめておきましょう。

他社と比べて不自然に安い場合や、追加料金・作業について記載がない業者も危険です。「現場で追加作業が発生した」と言って高額請求をしてくることがあるためです。

これ以外にも、気になる点があったら納得できるまで問い合わせることが大切になります。優良な業者は問い合わせを嫌がりません。

悪質な業者ほど問い合わせを嫌がり、契約を急がせる傾向があるため注意していきましょう。

3:アフターケアの種類・期間をチェックする

家に侵入した動物を駆除した後は、侵入口の封鎖が必要です。侵入口の封鎖自体はどの業者も行う基本的なアフターケアですが、補償期間や補償範囲が異なるのでチェックしておきましょう。

まずは、保証の種類を確認します。

部分保証自社が封鎖した侵入口からの再侵入を保証してくれる
侵入保証どの侵入口からの再侵入でも保証してくれる

保証の種類がわかった後は、以下の点をチェックしておきましょう。

【野生動物の再発保証のチェックポイント】

  • 保証期間は何年か
  • 再発した場合は無料で対処してくれるか
  • 定期的な再発チェックがあるか

中でも大切なのは、定期的な再発チェックがあるかどうかです。野生動物の駆除は侵入に気づくのが早ければ早いほど効果的です。定期的に見回って、早めに作業してくれる業者を選びましょう。

野生動物の駆除・対策には駆除の達人をご検討ください

駆除の達人をご検討ください

ハクビシン・ネズミ・イタチ・タヌキ・アナグマ・アライグマ・コウモリ・テンなどの駆除や対策が必要な際には、即日駆除も可能な「駆除の達人」をご検討ください。

メールフォーム・電話で24時間問い合わせ可能なので、鳴き声に気づいた時点でお気軽に相談・無料見積もりをお申し込みください。

【駆除の達人の3つの強み】

  • 最短20分で到着
  • 自社施工で安くて高品質な施工を実現
  • 最長10年間の再発防止保証あり

駆除費用、殺菌・消毒費用、清掃費用、出張費用、深夜料金、休日料金、すべて込みで7,700円からの対応が可能です。

見積もりは無料ですので、ぜひお気軽にご相談ください。

まとめ

動物の足跡を見つけたら、指の数と肉球の数に注目してどの動物か判断しましょう。庭や家にいる動物を放置すると健康リスク・家屋へのダメージ・作物へのダメージ・ストレスなどがあるため、早めに駆除業者に依頼することをおすすめします。

足跡だけでどの動物かわからない場合は、無料で訪問見積もりをしてくれる業者に見てもらって判断してもらえば安心です。