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2024年11月3日

イタチが来なくなる方法は?【予防策・侵入対策・業者選びを解説】

イタチが来なくなる方法としては、イタチが嫌う環境を作って予防する方法と侵入口をふさぐ方法と忌避剤などを使って追い出す方法の2通りがあります。ただし、個人で作業するとケガや感染症のリスクがあるため、業者に頼むのがおすすめです。

本記事では、個人でできる対処法と業者の選び方などを解説しています。

イタチが来なくなる環境を作る方法

イタチが来なくなるためには、イタチが嫌う環境を作るのが効果的。そのポイントは下記の2点です。

  • エサを撤去する
  • イタチの隠れる場所を撤去する

ここでは、イタチが近づくのを嫌がる家や庭を作る方法について解説していきます。

エサを撤去する

イタチは雑食なので、外にある生ゴミやペットフードを食べてしまいます。必ず室内にしまうか、フタ付きの容器に保存しましょう。

畑や果物の木がある場合は、なるべく早く収穫して、冷蔵庫や倉庫に収納します。

他にも注意したいのは、ネズミやハトが集まる家にはイタチも寄ってきやすいということです。イタチは自分よりも大きい動物も食べてしまうので、エサになる動物の駆除も重要です。

イタチの隠れられる場所を撤去する

イタチは暗くて狭い空間を好みます。しかし、広い庭でも雑草が伸びていれば隠れることができるので、そのまま住み着いてしまいます。

穴を掘って住み着くこともあるので、コンクリートを敷ければベストです。

床下や天井裏はよく住み着かれるので、必ず侵入口を封鎖しましょう。

イタチが来なくなる方法

イタチが近寄らない環境を作っても、一度侵入されると何度でも侵入されてしまいます。イタチの侵入を防ぐ方法は、大まかに分けて下記の4点です。

  • イタチの侵入口を封鎖する
  • イタチ用の忌避剤を設置する
  • イタチが嫌がる匂いを活用する
  • 強い光で来なくなるようにする

ここでは、すでに近づいてきたイタチが来なくなる方法について見ていきましょう。

イタチの侵入口を封鎖する

イタチは垂直な壁や塀を登れるので、高い位置にある隙間からも入り込んでしまいます。雨どいや近くの木を伝って侵入することもあります。

頭が入れば3cm程度のすき間を通り抜けられるため、換気口や窓の隙間がある場合は封鎖する必要があります。隙間を放置していると、屋根裏や壁の中に住み着いてしまいます。

侵入口を封鎖する際には、金網やパンチングメタルを使うのがおすすめです。布や紙ではすぐに破られてしまうので、金属で封鎖しましょう。

すでに天井裏や床下、壁の中に入り込んだ状態で侵入口をふさいだ場合、中でイタチが死亡して腐敗してしまうかもしれません。忌避剤などを使って追い出してから作業することが大切です。

イタチ用の忌避剤を設置する

イタチが住処を作ってしまっている場合、忌避剤で追い出す必要があります。侵入口とは逆の方向に置き型の忌避剤を設置して追い出した後、侵入口を封鎖しましょう。

スプレータイプでも同様で、侵入口とは離れた場所にスプレーすることでイタチを追い出せます。忌避剤はホームセンターや通販で購入できるので、自分に合ったものを選びましょう。狭い場所にはスプレータイプが、広い範囲には置き型が向いています。

超音波タイプを使って来なくなる場合もありますが、数日で慣れて追い出しきれないので、あまりおすすめしません。

イタチが嫌がる匂いを活用する

イタチは嗅覚が鋭いので、嫌がる匂いを使って追い出すこともできます。木酢液やお酢、クレゾール石けん液などが有効です。

匂いを拡散させるため、イタチの糞尿を片づけてから作業すると効果がアップします。

侵入口から離れた床に直接吹きかけるのが基本的な使い方ですが、床を濡らしたくない場合は新聞紙を丸めてお酢などに浸して絞ったものでも効果があります。

強い光で来なくなるようにする

イタチは夜行性なので、強い光で来なくなる方法もあります。

すでに入り込んだイタチを追い出したい場合は、懐中電灯などで直接照らすと追い出せます。このとき、ケガをしないように注意しましょう。

侵入を予防したい場合は、侵入口の近くにCDやアルミホイルを置いて太陽光を反射させます。

光が反射しない場所なら、クリスマスのイルミネーションなどに使われるLED電飾がおすすめです。センサー付きのLEDライトでイタチが移動したときに照らす方法も効果的です。

イタチが来た後の対処法

イタチが来てしまった後は、追い出したり駆除したりしなければいけません。その際の相談先は、下記の2通りです。

  • 自治体に相談する
  • イタチ駆除業者に依頼する

ここでは、それぞれが行ってくれる対策を紹介していきます。

自治体に相談する

イタチ被害で市役所に行くのは、自力で捕獲・駆除する許可を申請に来るタイミングです。ただし、許可が下りるまでは1~2週間必要なので、その間に被害が拡大してしまうかもしれません。ケガや感染症のリスクがあるため、業者に頼むことをおすすめします。

業者が見つからない場合は、市役所に優良な業者を教えてもらうこともできるので、必要なときは相談しましょう。

なお、自治体によっては駆除に関わる費用に対して補助金を出してくれる場合があるので、担当窓口に尋ねてみることをおすすめします。

イタチ駆除業者に依頼する

イタチは無許可で駆除・捕獲できないので駆除業者に依頼するのがおすすめです。ケガのリスクも無く、巣の駆除や被害箇所の消毒・消臭まで行ってもらえます。

壁や床に糞尿がしみついてしまっている場合はリフォームも必要ですが、まとめて対処してもらえます。

侵入口を封鎖してもらえるので、次の被害の予防になるのもメリットです。

依頼費用は被害の規模や巣の位置によって変わりますが、7,000円台で対応しているケースもあるので、問い合わせフォームや電話で相談してみましょう。

イタチが来なくなるようにするには駆除の達人への依頼をご検討ください

駆除の達人は、イタチをはじめとする害獣駆除の専門業者です。電話・LINE・メールフォームでの相談は24時間可能ですので、イタチの姿を見たら気軽にご連絡ください。

イタチ駆除業者を選ぶポイント

ポイント

イタチは鳥獣保護法の対象なので、市区町村の許可がないと駆除できません。許可を申請している間に糞尿などの被害が広がってしまうので、下記の3点に気をつけながらイタチ駆除業者に依頼しましょう。

  • イタチ駆除の資格・実績・口コミのチェック
  • 見積もりで料金の比較
  • アフターケアの種類・期間のチェック

ここでは、イタチの駆除業者を選ぶポイントを紹介していきます。

イタチ駆除の資格・実績・口コミのチェック

自治体からの紹介やGoogleなどの検索エンジンでの調査でイタチの駆除業者を見つけたら、ホームページをチェックしていきます。

【イタチの駆除業者HPでチェックしたい情報】

会社住所や代表者氏名記載がない場合は信用できない
狩猟免許についての記載無免許でイタチの駆除・捕獲はできない
解体工事登録解体・リフォームのために必要

上記の必要な資格・許可を確認した後は、次に、損害保険の有無をチェックしていきましょう。損害保険に加入しなくとも駆除できますが、屋根裏や床下に入る作業が多いため、加入している方が安心できます。

他にも、口コミ評価のチェックが大切です。自社サイトに掲載されている口コミだけでなく、害獣駆除業者を紹介するサイトで評価されている業者は信頼性が高いといえます。

口コミを探す際は、Googleなどの検索エンジンに「イタチ お住まいの市区町村名」を入力して検索してみましょう。イタチの駆除業者の一括見積サイトにも口コミが豊富に掲載されています。

相見積もりで料金の比較

イタチを駆除する費用は、

  • 糞尿被害の広さ
  • リフォームの有無や巣がある場所
  • 使用する薬剤の種類・量

などの複数の要素で決まるため、現場を見ないとわかりません。

お住まいの地域の相場を把握するためには、無料で現地見積もりができる業者3~5社に依頼しましょう。

見積書を入手した後は、下記の3点をチェックしていきます。

【見積書のチェックポイント】

  • 他と比べて不自然に作業が少ない
  • 追加作業の料金体系について記載がない
  • 合計金額しか記載されていない

上記に当てはまる場合は「現場で追加の作業が発生した」と言って高額の請求を行うことがあるので、依頼するのはやめましょう。

疑問点について質問したときに答えてくれない業者も要注意です。良心的な業者は作業の内容を説明してくれるので、気になる点は確認することが大切になります。

質問されたとき、契約を急がせる業者は、作業が雑だったり詐欺まがいの料金体系である可能性が高いので注意しましょう。

アフターケアの種類・期間のチェック

イタチの侵入口を封鎖する侵入対策は、どの業者も行う基本的な作業です。しかし、その範囲や期間は差が出る部分なので、相見積もり中にチェックします。

再発保証には、今回の業者が作業した部分からの再発が対象になる「部分保証」とすべての箇所からの再発が対象になる「侵入保証」の2種類があります。

【イタチの再発保証でチェックしたいポイント】

  • 保証期間は何年か
  • 再発した場合に無料で対処してくれるか
  • 定期的な再発チェックがあるか

定期的なチェックはイタチが来なくなるだけでなく、早期対応にもつながります。イタチの被害に気づくのが早ければ早いほど駆除費用は安くなるので、なるべく定期チェックがある業者を選びましょう。

「駆除の達人」イタチ駆除の事例をチェック

「駆除の達人」にはイタチ駆除の実績が多数あります。ここでは、福岡県朝倉市の駆除事例について見ていきましょう。

【作業内容】

  • 燻煙追い出し作業
  • 外部侵入口封鎖工事
  • ウイルス消毒剤散布
  • ノミ・ダニ駆除剤散布
  • 消臭作業
  • 糞清掃

1階と2階の天井裏の糞清掃と断熱材の撤去を行いました。断熱材には糞が付着していたため回収しています。

その後、天井裏で燻煙剤を噴霧して追い出し作業を行っています。

追い出し作業が終わった後は、外部侵入口を封鎖しました。

基礎の通風口、増改築によってできた穴や隙間、板金板と瓦の隙間などをパンチングメタルとコーキングを使用して封鎖工事を行っています。

封鎖作業の後には、天井裏に薬剤を散布して終了しています。

イタチの駆除・侵入対策には駆除の達人をご検討ください

駆除の達人をご検討ください


イタチが来なくなるための対策が必要な際には、即日駆除も可能な「駆除の達人」をご検討ください。

メールフォーム・電話で24時間問い合わせ可能なので、イタチの被害に気づいた時点でお気軽に相談・無料見積もりをお申し込みください。

【駆除の達人の3つの強み】

  • 最短20分で到着
  • 自社施工で安くて高品質な施工を実現
  • 最長10年間の再発防止保証あり

駆除費用、殺菌・消毒費用、清掃費用、出張費用、深夜料金、休日料金、すべて込みで7,700円からの対応が可能です。

見積もり料金は無料ですので、ぜひお気軽にご相談ください。

イタチに対する各自治体の取り組み

イタチが来なくなる方法を知りたいときには、市役所や保健所などの自治体に相談するのがおすすめです。下記のような支援を受けることができます。

  • イタチの駆除に関するアドバイス・わなの貸し出し
  • イタチの駆除業者の紹介
  • イタチが来なくなる方法に関する補助金・助成金
  • イタチの駆除に関する補助金・助成金

ここでは、どんな支援の内容や補助金の内容について見ていきましょう。

イタチの駆除に関するアドバイス・わなの貸し出し

自治体の職員が直接イタチを駆除することはありませんが、駆除に役立つアドバイスや捕獲用のわなを貸し出しているケースは多いです。

参照:大阪府大阪市「イタチでお困りの方へ

イタチが侵入しやすい部分やイタチが嫌いな環境を作るコツについてのアドバイスを公開している自治体も多いです。

参照:大阪府豊中市「イタチによる被害の対策について

イタチの駆除業者の紹介

イタチを駆除するためには狩猟免許が必要です。自治体で許可を申請して駆除することもできますが、難易度が高く、感染症にかかるリスクもあるので、駆除業者を紹介してもらうのがおすすめです。

中には、ペストコントロール協会に登録している業者を紹介してもらうケースもあります。

参照:福岡県北九州市「よくある相談と対策【イタチ】

ペストコントロール協会はイタチやネズミなどに関するイベント・セミナーを開催したり、調査研究を行ったり、防除及び防疫活動を行うグループを紹介してくれる団体です。

参照:公益社団法人日本ペストコントロール協会

どの方法で業者を紹介してもらったときにも、信頼できる情報を掲載していることや、自分に合った作業実績があることを確認することが大切です。

イタチが来なくなる方法に関する補助金・助成金

イタチなどの農作物に被害をもたらす動物は有害鳥獣とされていて、侵入対策に補助金を出す自治体は多いです。

例えば、電気柵やワイヤーメッシュ柵の設置・購入に対する補助金を出すケースが該当します。

参照:茨城県つくば市「鳥獣被害防止用の電気柵等購入費を補助します

例えば「駆除の達人」の営業所がある自治体の有害鳥獣の被害を予防する活動に関する支援状況は、下記のとおりです。

鳥取県鳥獣による被害の対策について:参照・鳥取市「鳥獣による被害の対策について
島根県松江市有害鳥獣被害対策事業補助金:参照・松江市「松江市有害鳥獣被害対策事業補助金
岡山県岡山市農作物鳥獣害防護柵設置事業:参照・岡山市「防護さくや捕獲さく(檻)の設置費用を助成します。
広島県防護さく設置事業補助金:参照・東広島市「防護さく設置事業補助金
香川県有害鳥獣対策事業補助金:参照・観音寺市「観音寺市有害鳥獣対策事業補助金(電気柵等防除機具及び駆除用猟具)について
長崎県伊那市有害鳥獣捕獲奨励金:参照・伊那市「伊那市有害鳥獣捕獲奨励金交付要綱
福岡県狩猟免許取得等にかかる費用助成:参照・福岡市「農業者の方が行う鳥獣対策の取組みへの支援について
佐賀県基山町鳥獣被害防止対策補助金:参照・基山町「基山町鳥獣被害防止対策補助金を創設しました。

有害鳥獣にイタチが含まれているかどうかや補助金の対象者については、自治体によって異なります。

電気柵や防護柵の設置を考えている場合は、市役所や保健所などの窓口で詳細を問い合わせてみましょう。

イタチの駆除に関する補助金・助成金

イタチを捕獲・駆除するためには狩猟免許が必要です。狩猟免許を持つ人が捕獲した場合は、各自治体から報奨金が出る場合があります。

参照:朝来市「朝来市有害鳥獣捕獲報償金等交付要綱

中には、狩猟免許の取得に関わる金額を助成してくれるケースもあるので、ご自分で捕獲・駆除を考えている場合は一度問い合わせてみましょう。

参照:奥州市「狩猟免許等を取得される方への補助制度について

また、小型動物用の捕獲わなの購入費用に対して、補助金を出す自治体もあります。

参照:長岡市「ハクビシンなどの小型動物わなの購入補助制度

例えば「駆除の達人」の営業所がある自治体のイタチ駆除や狩猟免許に関わる補助金については、下記のとおりです。

鳥取県八頭町有害鳥獣捕獲奨励金:参照・鳥取県八頭町例規集「八頭町有害鳥獣捕獲奨励金交付要綱
島根県狩猟免許取得費の助成制度:参照・出雲市「狩猟免許取得費の助成制度について【森林政策課】
岡山県新規狩猟免許等の助成制度:参照・岡山市「新規狩猟免許等の助成制度
広島県狩猟免許取得費補助金について:参照・東広島市「狩猟免許取得費補助金
香川県狩猟免許等取得費の一部助成について:参照・丸亀市「狩猟免許等取得費の一部助成について
長崎県伊那市有害鳥獣捕獲奨励金:参照・伊那市「伊那市有害鳥獣捕獲奨励金交付要綱
福岡県狩猟免許取得等にかかる費用助成:参照・福岡市「農業者の方が行う鳥獣対策の取組みへの支援について
佐賀県狩猟免許を取得しませんか?~狩猟免許取得費用等の一部を助成します~:参照・佐賀市「狩猟免許を取得しませんか? ~狩猟免許取得費用等の一部を助成します~

報奨金の詳しい条件や受け取り方は自治体によって異なります。自分でイタチを捕獲・駆除する予定がある場合、市役所や保健所にある窓口で詳細を確認しておきましょう。

まとめ

イタチが来なくなる方法としては「エサになるものや身体を隠す物陰を撤去する」ことと「屋根裏や床下に侵入する隙間を封鎖する」ことが大切です。もし侵入されてしまった場合は、駆除業者に頼んで駆除しましょう。

市販の忌避剤でも一時的に追い出すことはできますが、侵入口が残っていると何度でも侵入されるので、小さな隙間も封鎖してくれる業者に依頼した方がおすすめです。