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2024年7月8日
イタチを見たとき「かわいいから触ってみたい」「エサをあげたい」などと思うことがあるかもしれません。しかし、これらの行為は人間にさまざまな被害を与える恐れがあるため、注意しなければいけません。
また、室内でイタチを見かけた場合は、その家に住み着いている可能性が高く、臭いによる被害や健康被害などさまざまな被害が懸念されます。
この記事では、イタチを見かけたときの正しい対処法について詳しく解説しています。イタチを見かけた場合の対処法を確認したい人はぜひ参考にしてください。
目次
イタチを発見しても不必要に近づいたり触れたりしてはいけません。なぜなら、イタチは野生動物であり、とても不潔だからです。何らかの病気を持っている可能性が高く、触れてしまうことによって人間に感染症がうつる恐れがあります。
また、イタチは気性が荒く攻撃的であるため、近づいたり触れようとしたりすると人間であっても襲われたり噛まれたりすることがあります。
<日本で観測できるイタチ科の主な種類>
イタチの種類によって性格や見た目は異なります。日本に多く生息しているニホンイタチと呼ばれるイタチであり、主な生態は以下のとおりです。
【イタチ(ニホンイタチ)の生態】
体長 | オス:頭胴長27~37cm、尾長12~16cm メス:頭胴長16~25cm、尾長7~9cm |
生活行動 | 夜行性(昼間に行動することもある)・主に単独行動・縄張り意識が強く攻撃的 |
食性 | ネズミ・小鳥・雛・昆虫・カエル・甲殻類・魚類 |
イタチはかわいい見た目をしています。また、「イタチを見ると縁起が良い」や「イタチを見ると縁起が悪い(鼬の道切り)」のような迷信もあります。このことから、イタチを発見したときに近づきたくなることがあるかもしれません。
イタチは人間を積極的に襲ってくることはないものの、縄張り意識が強いため、不用意に近づきすぎると襲ってきます。先ほども解説したとおり、イタチはさまざまな病気を持っていることが多いため、絶対に近づかないようにしましょう。
イタチを室外で見かけたときの対処法は以下のとおりです。
イタチを発見した場合、発見した場所によって対処方法が異なります。まずは、室外でイタチを見つけた場合の対処法について解説します。
屋外で発見した場合は、不用意に近づかないようにしましょう。イタチのほうから人間を襲ってくることはあまりありませんが、不用意に近づくことによってイタチを刺激し、結果的に襲われてしまう可能性があります。
イタチの歯は鋭く、噛まれると大きなケガをする恐れがあります。また、イタチはさまざまな病原菌を持っており、人間にも感染することがあります。
参考:日本のけものたち「イタチの頭骨」
イタチを自分の畑周辺で発見した場合は、専門家による駆除を検討したほうがいいでしょう。なぜなら、イタチは農作物を荒らしたり、一時的な対処をしても何度も戻ってくる可能性があるためです。
イタチは基本的に肉食が強く、主食はネズミです。鶏を襲って食べることもあります。しかし、イタチは果実なども好む傾向にあるため、畑周辺でイタチを見かけた場合は注意しましょう。
なお、縄張り意識の強いイタチは、自分の糞や尿の臭いで何度でも戻ってくる可能性があります。そのため、畑周辺でエサが豊富にあることを知っている場合、何度も戻ってきて農作物を荒らす恐れがあります。
そのため、イタチを畑周辺で発見した場合は、イタチ駆除を行っている専門業者に依頼したほうがいいです。専門的な知識を有していない人が、屋外のイタチを駆除するのは大変困難です。
一時的に駆除ができたとしても、自分の糞や尿を頼りに戻ってくる個体が多く、根本的な解決にはなりません。そのため、とくに屋外の場合は専門業者にイタチの駆除を依頼してください。
室内でイタチを見かけた場合、家に住み着かれている可能性が高いため適切に対処する必要があります。次に、イタチを室内で見かけた場合の対処法について詳しく解説します。
イタチを室内で見かけた場合、室内に住み着いている可能性が高いです。イタチに住み着かれると健康被害や悪臭被害に悩まされることが多いため、早めの駆除を検討する必要があります。
イタチは、わずか3センチ四方程度の隙間からでも侵入してきます。また、イタチは寒い時期になると暖かいところを求めて室内に積極的に侵入してこようとします。そのため、室内で見かけた場合は高確率で住み着かれていると考え、早めの対処を検討しましょう。
室内でイタチを発見した場合は、初めに室内から追い出して侵入経路をふさぐ方法が有効です。
イタチを追い出す方法として有効なのは、イタチの嫌いなニオイを発する物を置くことです。たとえばイタチは酢や漂白剤、木酢液などのニオイを嫌います。そのため、これらのニオイを発するものを用意しましょう。
ただ、イタチも自分の糞や尿で縄張りを認識するため、嫌なニオイが薄まれば再度戻ってくる可能性があります。
そのため、追い出したうえで侵入経路をふさぐ必要があります。イタチは、わずか3センチ四方の穴でも侵入できてしまうため、すべての穴を見つけてふさがなければいけません。
室内に住み着いた場合、専門業者に駆除を依頼したほうがいいです。なぜなら、そもそもイタチを追い出せたとしても「侵入経路を探してふさぐ」ことがとても難しいためです。
イタチはわずか3cm程度の穴からでも侵入できるため、イタチに関する知識があまりない人では発見しきれない侵入経路があります。イタチ駆除の専門家であればイタチの習性を理解しているため、侵入経路を発見しふさぐことができます。
また、イタチの糞・尿の清掃なども同時に行ってくれるため、イタチ駆除の根本解決と清掃を同時に行える点がメリットです。
なお、私ども「駆除の達人」は、その名の通り、イタチをはじめ害獣対策のプロフェッショナルです。困ったときに安心して依頼できるサービスを提供しています。ぜひ、お問い合わせください。
イタチが家に住み着いている場合、以下のような影響が発生するため注意しましょう。
イタチは家の屋根裏に住み着くケースが多いです。そして、住み着いた場合はその場で糞や尿をするため、糞尿による臭い被害が発生します。イタチの糞尿による臭いはとても強烈で悪臭がします。
臭いによる直接的な被害は少ないかもしれませんが、生活環境で悪臭が漂っているととても不快に感じるでしょう。そのため、早めに専門業者に依頼して駆除と清掃を行ったほうがいいです。
イタチが住み着いていることにより、さまざまな感染症の被害が発生する可能性があります。たとえば、イタチのような野生動物は食中毒の原因となるサルモネラ菌を保有しています。
サルモネラ菌はイタチの糞から人間に感染する場合があるため、注意しなければいけません。また、空気感染するケースもあるため、イタチが住み着いているだけでさまざまな感染症のリスクが上がります。
重大な健康被害を引き起こす恐れもあるため、早めの駆除を検討しましょう。
イタチは主に夜行性であるため、住み着かれた場合は騒音による被害も発生するでしょう。たとえば、イタチの足音によって夜眠れなくなり、睡眠障害が発生する可能性があります。
室内・屋外問わず、イタチを見つけた場合は以下のことに注意しましょう。
イタチを見つけても、絶対に触らないでください。イタチは人間が感染するさまざまな病気を持っている可能性があります。触れることにより、感染して健康被害が発生する恐れがあるため絶対に触ってはいけません。
また、イタチは気性の荒い野生動物であるため、不用意に近づいて触ろうとすることで噛まれる恐れがあります。イタチの歯は非常に鋭利で鋭いため、噛まれると大きなケガをするかもしれません。また、傷口から何らかの病気に感染してしまうかもしれません。
さまざまなリスクが考えられるため、イタチを見かけても絶対に触ったり近づいたりしないようにしましょう。
とくに室内で発見した場合は、イタチを捕獲して自分で駆除しようと考える人がいるかもしれません。しかし、イタチを許可なく捕獲し、殺処分することは法律によって禁止されています。
イタチの捕獲・殺処分は鳥獣保護管理法(鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律)によって禁止されている行為であり、違反すると1年以下の懲役または100万円以下の罰金です。
そのため、基本的な駆除方法はイタチを追い出したうえで侵入経路をふさぎます。この方法は専門的な知識を有している人でないと難しいため、イタチを室内で見かけた場合はすぐに専門業者へ依頼をしましょう。
見た目のかわいいイタチに対し、ついエサをあげたくなってしまうかもしれません。しかし、イタチへエサをあげてしまうと、エサに困らないためその周辺に住み着いてしまいます。
住み着いたことによる影響はさまざまであり、感染症による健康被害や糞尿による悪臭被害などが起こり得ます。
イタチの見た目はとてもかわいく、つい世話をしたくなるかもしれません。しかし、野生動物に人間が干渉することは避けるべきです。見かけても近づかず、エサやりもやめましょう。
イタチを見つけた場合によくある質問を紹介します。
A.そのような噂はありますが、あくまでも迷信であり事実認定はできません。
「イタチが右から左に横切ると良いことがある」や「懐のほうへ入ってくると良いことがある」といった噂を見聞きしたことがある人は多いかもしれません。
上記はあくまでも噂であり、迷信でしかありません。そのため、事実認定はできないため注意してください。噂はあくまでも噂であるため、人間がイタチに不用意に近づくことは絶対に避けるべきです。
噂を信じるのは自由ですが、決して近づいたり刺激したりしないようにしましょう。
参考:国際日本文化研究センター「データベース検索ページ「イタチ,ヨチョウ」」
A.たとえ自宅内に発生したイタチであっても、勝手に駆除することは違反です。
イタチは鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律(通称:鳥獣保護管理法)によって保護の対象となっている野生動物です。そのため、勝手に捕獲したり殺処分をした場合、違法となるため注意してください。
たとえ、自分の家の敷地内に勝手にイタチが侵入し、自分たちが被害を受けている場合であっても、イタチは法律による保護を受けます。
そのため、イタチの駆除は家から追い出して侵入経路をふさぐ方法が有効です。この方法を行うためには、基本的にはイタチ駆除を行っているプロに相談をしたほうがいいです。
A.イタチ駆除は役所では対応していません。
イタチによる被害が発生している場合であっても、行政サービスとしてイタチ駆除は行っていません。そのため、相談をしてもイタチ駆除を行ってくれる専門家を紹介してくれる程度の対応しかしてもらえません。
ただし、自分自身で駆除(捕獲・殺処分)を行う場合は、事前に役所で許可を得る必要があります。この場合は、必ず役所に相談しなければいけません。
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今回は、イタチを見かけた場合の対処法について解説しました。
イタチはとても攻撃的な野生動物であるため、見かけても不用意に近づいてはいけません。とても鋭利で尖った歯で噛まれると大きなケガを負う恐れもあるため、注意してください。
また、自宅内や畑で発見した場合は、さまざまな被害が懸念されるため、早急に駆除を検討しなければいけません。
イタチの捕獲や殺処分は自分自身で勝手に行ってしまうと違法であるため、専門業者に相談をする必要があります。
「駆除の達人」であれば、イタチの追い出しから清掃、侵入経路の封鎖まですべての作業を行います。イタチ駆除は、追い出しのみならず侵入口の封鎖をして再発防止対策を行わなければいけません。駆除の達人であれば一社ですべてを一任できます。イタチによる被害に悩まされている人は、ぜひご相談ください。
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